8/05/1998
avex 10th anniversary
それに伴って、これまたスゴイCDが出たんです。
ズバリこれ! 2枚組で100曲!!ノンストップ!
このCD、中味もスゴイがイベントのフリーパス付で
3500円だっ!これは買いでしょう!
ちなみにシルバージャケの邦楽100曲も同時発売!
洋楽の方は10曲づつ年代ごとに色々なRemixerがNon-Stopを手がけています。
1989 松本みつぐ(MST)
1990 DJ TSUYOSHI(HI-G INTERNATIONAL)
1991 DJ CHARLIE
1992 JOHN ROBINSON
1993 横田商会
1994 B4 ZA BEAT
1995 JOHN ROBINSON
1996 DJ SHUICHI(PKG - Perfect Klub Groove)
1997 宇治田みのる
1998 DJ KOO(TRF)
このうち、[1990 DJ TSUYOSHI]のパートを New Generation
がNon-Stopを担当しました。また、[1996 DJ SHUICHI]のパートは
もちろん、[1997 宇治田みのる]のパートも(みのるさんの依頼により)
P.K.G(Perfect Klub Groove)が担当しました。このCDの制作時期は
立て続けに仕事が入って、火の車状態でした。。。
また、このCDのTV CM(今週末あたりからON AIR)もNew Generationが
担当しました。こんなに仕事を頂いてうれしいかぎりです。
ここでP.K.Gって何?どんな人達?といった疑問を持ったアナタ。
なかなか、スルドイね! ここで、ちょっとだけ明かそう。
P.K.GとはNew Generationの3人が所属するサウンドプロダクションで、
現在、現役で都内のクラブ・ディスコのDJをしている8人のDJから構成
されている強力集団です。もちろん、TWIN STAR、Velfarre、M-CALROも
網羅しています。
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6/30/1998
Remixerのつぶやき #6
今回はNON-STOPの制作秘話について。
「哀愁ユーロ」というCDですが、メチャメチャにはいじくって
ません。聞かせるとこは聞かせて、ちょっと遊んで…みたいな。
実は、みなさんが考えてるより100倍は大変ですよ。
でもね、何が大変かは教えられないなぁ〜。
一つヒントを言うと、「デジタル」かな!?
まあ、勘の良い人ならすぐわかるかな〜。
どーしても知りたい人はツインで直接聞いてください。。
でも、家に直接電話してくるのは勘弁して。(実際いたんだな〜これが)
どこで調べたんだ!?
やっぱり、「よくわかるRE-MIX入門 vol.1」でも出そうかな。
付録CDに、ダメなRE-MIX例としてオクラ入りしたRE-MIXを、
良い例として、未発表の優良RE-MIXを収録!!(¥3,059)
って感じでいかが?
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6/29/1998
NewGeneration First Non-Stop Album!
SUPER EUROBEAT presents 哀愁EURO SPECIAL vol.3
- 1.BORN TO BE YOUR ANGEL / VICTORIA
- 2.YOU / ANGIE DAVIES
- 3.LET ME BE YOUR BABY / VICKY VALE
- 4.YOU TAKE ME TO THE TOP / ?
- 5.I'LL NEVER LEAVE YOU ALONE / ?
- 6.NIGHT GIRL / HELENA
- 7.FOOLING WITH YOUR HEART / LISA JOHNSON
- 8.PARADISE / LISA JOHNSON
- 9.IN THE HEAT OF THE NIGHT / JILLY
- 10.IT'S A RAINY DAY /SOPHIE
- 11.GUILTY / DENISE
- 12.DESPERADO / NATHALIE
- 13.CALL MY NAME / SARAH
- 14.THIS IS THE WAY / EMY
- 15.LOVE LOVE / QUEEN OF TIMES
- 16.YOUR LOVE / VALENTINA
- 17.RIGHT NOW / GO GO GIRLS
- 18.LIVING OUT / MARGARET
- 19.COME ON BABY / LOLITA
- 20.HURRICANE / KAREN
- 21.LIKE A VIRGIN / VIRGINELLE
- 22.BURNING LIKE A FLAME / DENISE
- 23.BACCARAH / DELTA QUEENS
- 24.MY ONLY STAR / SUSAN BELL
- 25.IN MY DREAMS / DENISE
- 26.WAITING FOR YOU / HELENA
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5/07/1998
Remixerのつぶやき #5
普段、DAT (Digital Audio Tape)使ってる人なんかいないと思いますが、
DATの裏話も結構あるんですね。これが。
デッキとテープの相性とか、デジタルオーディオ・インタフェースとの相性とか
ワードクロックの整合性の問題とかいろいろあります。デジタルだから、
どのメーカーのデッキでもテープでも音が同じだろうというわけではないのです。
例えば某P社のデッキで録音したテープを某T社のデッキで再生するとデジタル
ノイズ出まくりで使い物にならないとか。これからリミックスを本格的
に始めようと思ってる人はDATは必需品です。上に挙げた問題を避けるためにも
このデッキとテープを使えば大丈夫じゃないかなという物を紹介します。
デッキはSONYの物を買えば、まあ問題はあまりないはずです。経験的に
いままで一番問題を起こしてないです。特に携帯用のTCD-D7とかは、ほぼ
どんなメーカーのテープでもデジタルノイズなしに再生します。(あくまで
経験的にですので、絶対ではありません。)おそらく、持ち運びを考えて
いるので、ヘッド周りがしっかり作られているのでしょう。もしDATが欲しい
けど、持ち運びがしたいというのであればSONYのTCDシリーズをお勧めします。
また、テープもSONYのを使えば問題ないと思います。あとKAO(あの石鹸の花王)
のDATも、とても良かったのですが、今年の3月の情報部門撤退でDATも生産中止
となってしまいました。 New Generation ではKAOのKX-PROシリーズを愛用してた
のに……
左がKAO KX-PRO、真ん中と右がSONYのPDPシリーズです
一般小売店ではあまり置いてませんが、AMPEXやHHBなどもいいですね。
順番は 1.KAO 2.SONY 3.AMPEX 4.HHB って感じです。
ここで紹介したのはプロ仕様なので、値段もそれなりに高いです。
次にMDですが、DATに比べて使っている人が多いと思います。MDも発売当時
に比べてずいぶん音が良くなりました。音声圧縮技術の進歩でしょう。
MDではATRACという音声圧縮を使ってますが、これは簡単に説明しますと
「人間の耳には聞こえないだろう音」と「聞こえなくてもいい音」を間引いて
元データの約5分の1まで圧縮しています。だから、元の音とは違います。
それでも内部処理のビット数を上げたりして、音が良くなってきてます。
「音」のチェックにはMDは使いません。面倒でもDATでチェックします。
曲の流れや構成などのチェックのときだけはMDを使うこともありますが。
実はMDにもデッキとディスクの相性が少なからずありました。今は改善
されましたが、相性が悪いと「音とび」などが発生します。昔はこれで
よく悩まされました。MDもプロ仕様のものが存在します。
値段も4〜5倍と高めですが信頼性は抜群ですね。
プロ仕様と民生用の大きな違いはこの信頼性と値段(^^;ではないでしょうか。
ということで、MDのデッキもディスクもSONYのものをおすすめします。
こうやって見てみると録音機材メディアはSONYのものを買っておけば取り敢えずは
安心ということですね。それもそのはずです。SONYでは放送機器を始め、世界中の
ほとんどのスタジオにある48トラックマルチを作ってるんですからね〜。
とにかくマルチだけじゃなく他の定番スタジオ機材もSONYのものが多いし。
洗濯機2個分位の大きさ!これがないスタジオは一流のスタジオじゃないとまで
いわれる定番。値段もスゴイけど。
という結論。
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4/30/1998
悪夢のカレーヨーグルト
「カレーヨーグルト」を試食しました。
その、餌食となったのは、まーさくさん、うおのめさん。
まず、見た目が……すでにヤバイ。
悶々さんの言ってたとおり。。。
なんかシチューみたいな色してる。。。
次、 におい。
目をつぶって、カレーだよって言われれば!?。。。
いよいよ、味見!
「3人でじゃんけんだー」と言い出しっぺのまーさくさんが最初の犠牲者。
なんか、口に入れた瞬間にまーさくさん、笑い出してる!これはヤバイ!
材料に「笑いだけ(きのこ)」でも入ってるのか??
次の犠牲者うおのめっちが口にスプーンを運ぶ。
おおっー!ヤバイ!うおのめっちフリーズ!
これヨーグルトだよなーーー??んっ!
あたりまえじゃー!!
その後、ゴミバコ行きになったのは言うまでもない。
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4/11/1998
Remixerのつぶやき #4
ラジカセ?ミニコンポ?高級オーディオシステム?カーステ?
いろいろあると思いますが、実はこの「いろいろ」がクセ者なのです。
リミキサーにとって音のバランスを決めるのも仕事なのですが、
スピーカーによって聞こえ方が違う!スタジオではいい感じなのに
ディスコで聞いたら全然違う!みなさんも経験してると思いますが、
ディスコで聞くアノ曲は家で聞くのとちがーう!っていうのありません?
そーなんです。違うんです。大変なんです。バランスをとるのが。
で、何を使うかといいますとYAMAHA NS-10M なんですねー。
どこのスタジオに行っても必ずあるといってもいい位
よく使われてます。別に音が良いとかいう理由ではありません。
みんなが使ってるからです。では、なぜみんな(音楽関係者)が使うか?
例えば、低音がガンガン出る大きくてリッチなスピーカーを使って音の
バランスを調整したとしましょう。それをラジカセなどで聞いてみると………
全然低音が出てないショボイMIXになっています。
もう、おわかりですね
いい音が出るスピーカーで作業しちゃだめなんです。Remixerのつぶやき #1で
書いた「作り」だけではなく、「音」についてもリスナーのことを考えて作るんです。
つまり、すべての周波数帯において、均一な音圧が得られるスピーカーが
理想なのですが、そんなスピーカーはありません。(少なくとも現在の技術では)
そういった理想のモニターに近いのがYAMAHA NS-10M(通はテンモニと呼ぶ)
なのです。まあ、テンモニがよく使われるようになった他の理由は、ある有名な
エンジニアが音楽誌のレビューで絶賛したというメディア戦略にみんな乗った
わけですね。
その後普及しまくって、現在ではどこのスタジオにでも置いてあるので、
あるエンジニアが他のスタジオに行って作業しても、テンモニで音のバランスを
合わせれば、こんな感じになるっていうのがわかるんですね。そのため、
現在では「事実上の標準」モニターになっています。
よく使われるようになってもう10数年たつので、エンジニアもそのクセが
わかってるんですね。テンモニはやや中域が出過ぎる傾向があるので、それを
見越してミックスすればいいわけです。中域が出過ぎるから悪いというわけでは
ありません。逆にその帯域の音がしっかり出ていてミックスしやすいのです。
また最近では、SONY SMS-1Pも人気が高いようです。NS-10M はアンプが必要ですが、
1Pはアンプ内蔵でコンパクトで、スピーカーの周波数特性が、みなさん(リスナー)が
使うスピーカーに極めて近いというのも理由の一つかもしれません。
一時期、ミュージシャンの間でSONYのラジカセをモニターとして使うのが流行った
ときがありますが、これは同じ理由によるものだと思います。
また、テンモニと同じクラスでアンプ内蔵のSONY SMS-2P というのも出ています。
こちらも周波数特性がフラットなので 1Pよりもっと大きいモニターが欲しい人は
買いでしょう。ちなみに、SONYの2製品は防磁設計なので、ディスプレイの横での
使用も可能です。
New GenerationではテンモニとSMS-1Pを使ってます。他にいいと思うのは
ALESISのモニターです。B4 ZA BEATはこのALESIS のモニターを使ってます。
リミキサーを目指すあなた!モニターにも気を使いましょう!
ちなみにデルタのホームページに出てくるスピーカーもテンモニ、S.E.B.vol.70
のブックレットに載ってるDAVE RODGERSの後ろにもほらっ!テンモニが!
あなたもお一ついかが?テンモニ!
(注: 別にYAMAHAとSONYから何かもらってるわけではありません。(笑))
(注2: ここで紹介したスピーカー類はあくまでリファレンスモニターなので、
リスニングには向いてません。)
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3/31/1998
Remixerのつぶやき #3
これを読んでるアナタ!実はRemixしたいと思ってる?
そんな方々のために最初に何を買えばいいかアドバイス。
Level 1 お金をあまりかけたくない人
カセットテープに曲を録音して、そのテープを切り張り!(かなりチャレンジャー)
Level 2 まあ10万円くらいまでなら…という人
YAMAHA MD4 or MD8あたりが手ごろではないでしょうか。MD4、MD8とも
名前のとおりMDを用いたマルチトラックレコーダーです。ただ、一般のMDとは
違って「MD-DATA」 というメディアを使います。4と8はチャンネル数です。
趣味程度ならこれで十分だと思います。
(注意)一旦、Remixに手を出して機材を買い始めると、どんどん上の
機材が欲しくなって、気がついたらローン地獄だったということがあるので
注意しましょう!(^^;
Level 3 お金ならいくらでもあるぜーっていう人
勝手にやってください。
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3/28/1998
Remixerのつぶやき #2
*いろいろな人と知り合いになれる(た)こと。
(Remixerになって悪くなったこと)
*ユーロなどを聞いていると、
「Dall'oraオヤジはまた同じシーケンスフレーズ使ってるよー。」とか、
「 DaveもDall'oraもJVのサンプリングばっか使うなよー。」というように、
音楽としてではなく、その曲をいつの間にか分析して聞いてしまう。
*お金がかかる!
*「この曲いいな!」と思ってRemixを作ると、Remixが終わるころには
100万回くらい聞き込んでいるので、「もうしばらくこの曲は聞かなくてもいいや。」
とか、思ってしまう。
*あいさつがすべて「おはようございます!」になってしまう。
業界っぽいですねー。
フツーの人と夜会っても「おはよー!」ってつい言ってしまうので
変な顔をされる。
以上!
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3/25/1998
Remixerのつぶやき #1
適当に書きます。更新は不定期です。
ユーロのリミックスは他のジャンルと違ってかなり特殊な部類に入ります。
というのはリミックスするに当たって、パラパラを意識したり、フロアの
お客さんの足が止まらないようにとか、いろいろな配慮をしながら作ります。
大きく分けると「リスナー重視型」と「フロア受け重視型」の2つに分類できます。
また「CD収録型」と「アナログ収録型」ともとれますね。
とりあえず、「いろいろ考えて作ってますよー」と言いたかっただけなんです。
でも、どんなジャンルのリミックスでもオリジナルを超えるように仕上がって
なければ、「よい」リミックスとはいえないでしょう。ただ、リミックスをしてて
思うのは、10人中10人は「いい出来だね」と言ってくれるリミックスを作るの
は困難だということです。
というのは、その曲自体があまり好きではないとか、人それぞれグルーヴの
感じ方が違ったりといった様々な要因があるからだと思います。
まあ、十人十色ってやつですね。
常に10人中9人くらいが「これいいね!」って言ってくれるようなリミックス
ができるように努力しますよ。
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