4/18/2008

web 3.0 Noise Filter



web2.0が「集約」であったとすれば、web3.0時代に必要なもの−集約
されたもののなかから「本当にあなたが欲しい情報」を抽出するのを
手助けしてくれるプラグイン - の登場です!



* 本当はエイプリル・フールに公開しようと思っていたのですが、
まんざら嘘でもないのですけど、ネタです。

web2.0 とか 3.0とかバズワードっぽく使うのがあまり好きではない。
web2.0の次というかwebの未来を表す言葉としてweb3.0が適しているか
どうかということはさておき、現時点で人に説明するために最適な言葉
かと思い敢えて使おう web3.0。

googleが無名の頃は、程よく自分の欲しい情報がかなり高い確立で
手に入った記憶がある。

私はここ最近は音響エンジニアリングを嗜んでいたこともあって、
これからのwebの未来を音響エンジニアリングのテクノロジーを
使って何が出来るか考えることが多い。

サーチエンジンがユーザの求める結果を返すことは、求める情報群を
「信号」に、不必要な情報群は「ノイズ」に例えると、S/N(信号
対雑音比)を良くすることともいえる。

今、研究しているのはweb3.0時代の到来に備え、「あなたが欲しい
コンテンツ」を見つけ出すのを手助けするプラグインだ。

現在の音響分野におけるノイズリダクションは軍事技術の応用もあり、
我々が想像しているよりも進歩している。

「メタルテープ・クロムテープ」と聞いてピンとくる方は、私と同じ
70's〜80's時代にカセットテープでレコードからダビングに
勤(いそ)しんだ経験 を持っているかたですな。レコードから録音
しているときなんか、家族に「し〜っ!!」とか言って会話ノイズが
入らないように苦労したものでした。またノー マルテープ特有の
ヒスノイズなんかにも悩まされました。

そんな当時、「ドルビー」ってありましたよね。現在は
ノイズリダクションというよりは、音場プログラムの方をやってますけど、
まあ詳しくはググってください。そのドルビー、当時ヒスノイズを消して
S/N比を上げる技術として画期的でしたよね。
まあ、高域も曇っちゃってたんですけど(笑)

あんな感じでweb上の情報もノイズフィルタリングすれば、欲しい情報を
抽出しやすくなりますよね。スパムフィルタリングなんかは正に
「webノイズリダクション」の第一世代でしょう。

先日の「平均化されていく世界」のトピックの延長でもあるのですが、
中心極限定理的な考えをすれば、リアル世界とweb上の世界でwebを
使用する人口が今後増加してリアルの人口に近づくという仮定のもと、
ノイズリダクションに「正規分布」を用いて。。。。。